30代最後のブログ
いよいよあと少しで39歳という歳が終わります。
この一年もいろいろありました。
39歳になって
秋田の武田くんとのクラウドファンディングが無事成功し、
5月には全国で2件目となるシェアビレッジ事業が開始しました。
6月には家守のはなちゃんが仁尾に移住し、
新しい空気が流れ出します。
そんな中7月〜9月という、フロが一番忙しいであろう時期にお店を締めるという決断をし、
初めての経験である宿泊業に専念しました。
日々訪れる、地域外からの人たちと密に触れることで
この地の良さや、逆に不便さ等を感じることができました。
また、カフェにいた時にはお会いすることのなかった地元の人たちにも
たくさん出会えた時間でもありました。
約10年、小さな町でお店をしていても
本当の意味で根ざしていたとはとても言えなかったと気づくことができました。
みとよ100年観光会議では三豊市にいる新たな仲間たちとも出会え、
会長の真鍋貴臣さんとはいろいろなお話をする関係となれました。
大阪に一緒に行ったり、九州や東京に行ったり、
二人で話す機会もたくさんいただきました。
燧さんへの出張料理人も回を重ねるごとに、スムーズに行くようになり(忘れ物はやはりありますが)
今後の課題と期待が募ります。
今年の4月にはみとよ100年観光会議を発展解散し、
貴臣さんが新しい形である「無双地図株式会社」を立ち上げ、
今後も深く関わっていくことになります。
10月後半からフロを再開し、メニューも少し改良して
より地元を感じれるお魚を使ったパスタや
地元の野菜も多用するようにしました。
同時進行で進めていた塩小屋も
協力者の方達と進め、2月に正式稼動をすることができました。
現在ではお店で使うお塩はほぼ100%父母ヶ浜の海水を使用した
自家製のお塩で賄えるようになっています。
今年に入り、より大きな変化として
KIRINさんの取り組まれている「地域創生トレーニングセンター」への
参加が決まり、三豊からほとんど出ることがない自分が
宗像、長門、東京へと出る機会をいただけました。
各地域で奮闘しているプロデューサーの方達のお話は
刺激になりつつ、自己嫌悪に陥りつつ、
でも何よりの原動力にもなっています。
今後の展開にとてもワクワクしています。
ただ誇のメンバーはそれぞれ本業が忙しいタイミングに来ており、
なかなか前のように「楽しく、ワイワイ集まる」って空気が作れていないことが
何よりもイケてない状態な事に
ようやく最近気づけました。
具体的な戦略、戦術が明確でないまま
ここまで来たツケが回ってきたように感じています。
僕のそもそもの望むものは
地域の人たちと楽しい日常を過ごす、です。
それは美味しいお酒やご飯を
楽しい仲間たちと食す、につきます。
本当に幸せなことですが
そんな仲間が今年一年でまた随分と増えました。
外に目を向けるのも大事。
夢に向かって走るのも大事。
でもやっぱり身近なところからですよね。
40歳はそこを意識していきたいと思います。
きっと40代もこうやって悩みながら、もがきながら
進むことになると思いますが、
これからもこんな不器用な自分をよろしくお願いします。
楽しい、ワクワクする日常を創っていきましょう♪
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by cafedeflots
| 2017-05-05 21:29
| 浪越 弘行 とは